失敗しないリフォーム(大工る!においでいただく前に)
2025.02.20
失敗しないリフォーム(大工る!においでいただく前に)
大工る!においでいただく前に、リフォームを計画する際に押さえておきたいポイントがあります。
資金計画の余裕、補助金や税制特例などの優遇措置、近隣対応といった要素はもちろん重要ですが、それ以上にリフォーム後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないための準備が必要です。
3要素を考える
こんなはずじゃなかった?
「思った以上に費用がかかった」「仕上がりのイメージが違う」など、リフォームに関する後悔はよく耳にします。
特に予算は、想定外の出費が発生しやすい傾向があります。
一般社団法人住宅リフォーム協議会の「住宅リフォームに関する消費者(検討者・実施者)実態調査結果報告書(2023年度版)」では、実施者のリフォーム予算は平均266万円、実際にかかった費用は平均348万円と随分と上振れしています。
その理由は、物件種別世代を問わず、「予定よりリフォーム箇所が増えた」、「設備を当初よりグレードアップした」の割合が高いと報告されています。
※一般社団法人住宅リフォーム協議会
「住宅リフォームに関する消費者(検討者・実施者)実態調査結果報告書」
https://www.j-reform.com/publish/pdf/jitsurei-R5-c.pdf
なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
リフォームを計画する際、夢が膨らみがちで、気づけば予算がどんどん増えてしまいます。最初は部分的な修繕のつもりでも、次第に新築並みの改修を考えてしまうケースも少なくありません。
そのため、リフォームの本質を理解し、整理することが大切です。リフォームの3つの要素をもとに、希望する範囲と予算を明確に決めておきましょう。
具体的な3要素の検討
【不具合補修】
リフォームの最も多いきっかけは、不具合の補修です。これは単なる修理にとどまらず、住宅の「改善・改良」の契機ともなります。
不具合の主な原因には以下の3つが考えられます。
- 使用方法や日常の行為による破損
- 経年劣化による摩耗や損耗
- 施工不良
特に居住年数が10年を超えると、経年劣化による不具合が目立ち始めます。
また、補修部材の生産終了により、一部の補修では済まず、全面交換が必要になるケースもあります。
ここで重要なのは、「リフォーム」と「不具合補修」を明確に区別し、家族構成や住宅の利用状況、居住年数に応じて資金の使い方を検討することです。
例えば、トイレの便器交換だけにするのか、壁紙まで張り替えるのか。壁紙を交換すれば、他の部屋との美観のバランスが気になり、さらなるリフォームにつながる可能性もあります。
予算を無駄にしないためには、日頃からリフォーム計画を立てておくことが重要です。
マンションでは新築時から修繕計画が組まれていますが、戸建て住宅ではそのような計画がないことが一般的です。
そのため、ライフステージに応じたリフォーム計画を作成し、「リフォーム」と「不具合補修」の範囲を明確にしておくことをおすすめします。
【機能アップ】
次に多いのが、環境変化に対応した住宅の機能アップです。これには、次のような内的・外的要因があります。
- 内的環境変化(家庭内の変化)
- 家族の構成変化(出産、就職、転勤、介護など)
- 住宅設備の老朽化(不具合補修を除く)
- 家計の変化 etc.
- 外的環境変化(気候や社会制度の変化)
- 地球温暖化の影響(気温上昇、災害増加、エネルギー価格上昇)
- 地震リスクの高まり
- 公的補助金などの制度変化
特に補助金制度の変化は、リフォームの大きなきっかけになります。
例えば、太陽光発電や蓄電池の補助金、子育て世帯向けの住宅支援、高齢者向けのバリアフリー改修補助金などがあります。
このような変化を見据え、ライフプランニングを行うことが重要です。ファイナンシャル・プランナーに相談すれば、手頃な価格で計画を立ててもらうこともできます。
【美観確保】
「古くなったからリフォームしたい」という声も多く聞かれます。設備の老朽化だけでなく、美観の劣化も大きな要因です。
しかし、美観確保のためのリフォームは予算を押し上げる大きな要因になります。一箇所を直すと、他の部分の古さが目立ち、次々と手を加えたくなるものです。
リフォーム予算を抑えるためには、以下のポイントを意識するとよいでしょう。
- 部屋ごとにリフォームの範囲を決める
- 機能ごとにリフォームの範囲を決める
- ライフプランニングに合わせ段階的に進める
美観の維持は、住まい全体のバランスを考えながら、予算を決めて進めることが大切です。
「大工る!においでいただく前に」とはいうものの
ここまでのポイントを押さえておくと、大工る!にご来店いただいた際に、具体的な相談がしやすくなります。
とはいえ、「住宅のリフォームは専門外なので、漠然としたイメージから相談に乗ってもらえないか」という声もあるかもしれません。
もちろん、可能です!
大工る!のスタッフは、住宅部材の専門家である調布銘木のメンバーでもあります。
リフォーム部材の機能、美観、予算について、多岐にわたるご相談に対応できます。
さらに、大工る!では、3D画像で空間を即時に再現し、CADと連動して各メーカーの部材をお部屋に当てはめ、モニター上でリアルに確認できるシステムを導入しています。
お客様の同意をいただければ、リフォームのイメージを具体化します!
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2025.02.21


